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雑記
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2017年02月05日

シリーズ初プレイの私がPS4版ニューダンガンロンパV3レビュー。世間では不評な結末含め個人的には高評価な理由を解説!

 

裁判をテーマにしたゲームと言えばカプコンが発売している「逆転裁判」シリーズが有名ですが、それに負けない人気を誇るのが「ダンガンロンパ」シリーズ。

先日、PS4とPSVITAでシリーズ最新作「ニューダンガンロンパV3」が発売されたという事で早速プレイしてみました。私はシリーズ未プレイという事で本作が初プレイになります(なおPS4版を購入)。

最初に結論を言っておきますが、シリーズ未プレイの人こそ遊んだほうが良い。それぐらい良く出来たゲームです。

それだけだとレビューにならないので、シリーズ未プレイの人でも楽しめるのか?賛否両論の結末はどう感じたのか?そういった内容を交えながら評価・レビューをしていきます。

第一章のストーリー展開が悲し過ぎる。そして驚きの展開。これだけでも遊ぶ価値あり。

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この手のゲームは謎解きが醍醐味ですが、それ以上にストーリー性が重要だと思うんですよね。意外性のあるストーリー展開のおかげで謎解きも深まり相乗効果になっているんです。

以前発売された人気RPGペルソナ5をプレイした人は、ストーリー中盤から後半にかけてのストーリーの意外性が好きだった人は多いはずです。本作ニューダンガンロンパV3ではそれ以上の意外性が全編に散りばめられているんですよね。だから、常にハラハラドキドキが継続し、「先を見たい!」「今度はどういった展開が待っているんだ?」と言った感情が沸くんです。

そして、その意外性が最も感じられたのが第一章。ホント感情を揺さぶられます。ネタバレしてしまうと購入を考えている人の楽しみを奪ってしまうので核心部分は伏せますが、ざっくりと以下のようなストーリーが展開されます。

仲間の命を救う為に事件の首謀者を殺害したつもりが、実は殺した相手が無関係な人だと判明。本人は後悔の念に駆られ、殺害の動機を与えてしまった人も後悔し、他の人たちも自分たちを救う為だと知り涙を流す。そんな思いも虚しく処刑され無残に死ぬことになってしまう。

という内容。
死んで当然と思えるぐらい酷い人物が犯人であれば感情が揺さぶられる事は無いんですが、そうでない人物が理不尽に処刑されるのはホント悲しいんですよね。私も最初は犯人捜しを純粋に楽しんでいましたが、犯人の目星が付いてくると「まさか…」「嘘だよな…」「そうじゃない事を祈る…」という様な葛藤に頭を抱えるぐらいでしたからね(笑)

この脚本を考えた人は性格悪いんだろうなぁと思いつつも、見事なまでにプレイヤーを物語に引き込んでいく力量に脱帽です。

第一章以外もこういった意外性があって常にハラハラドキドキの展開があるんですが、やはり第一章は格別です。他の章とは異なるサプライズが一つ用意されていますしね。

過去シリーズ未プレイの私でも、この第一章のストーリー展開だけでも「買う価値がある」と思いましたね。

さて、ここからはゲーム全編を通しての感想を書いていきます。

明るくポップな雰囲気が逆に恐怖と不安を煽り立てる

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キャラクターに然り、BGMに然り、全体的に明るくポップ雰囲気が漂っている本作ですが、その和やかな雰囲気の中で殺人や処刑が行われるのでギャップが凄く、逆に恐怖や不安が協調されるんですよね。

ダンガンロンパの宣伝文句として「サイコポップ」という言葉が使われている様に、このギャップは狙って作られたものだという事が分かりますが、これを発案した人は天才だと思いました。

ホラーゲームのような全編に渡る緊張感は無いので、あまりにもドキドキするような展開が苦手という人でも楽しめると思うので、そこは安心してくださいね。

数々のパロディーをぶち込んでくる製作者の暴走に感服

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本作では色々な作品や人物のパロディーが盛り込まれています。中には「やり過ぎだろ…」「訴えられるんじゃないか…?」とプレイヤーが心配してしまうレベルのものもあります。

例えば、上の画像で丸わかりですがドラゴンボールのパロディーですね。

他にもマスコットキャラクターでもあるモノクマーズが搭乗する殺人兵器「エグイサル」は若者に人気の男性グループのパロディですよね。トライブやら三代目やら色々言ってるので間違いありません。これ、下手したら名誉棄損になりそうで心配です…(笑)

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こういったパロディがストーリー全編に盛り込まれているのでとにかく楽しく遊べました。

シリーズ初プレイでも楽しめます

シリーズ物なので「過去作品を遊んだことが無くても楽しめるのか?」という心配があると思いますが、「安心してください。楽しめますよ!(あの芸人は何処へ…w)」

私自身が今回初プレイなんですが事前知識は無くても楽しめました

ただ、最終章で過去作の話が出てくるので若干戸惑いはありますが、本作だけで十分理解できるレベルです。後述しますが、むしろ過去作品を遊んだことが無い人の方が純粋に楽しめると思います。

ゲーム性は一長一短。楽しいけど面倒くさい部分がある

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本作のメイン要素である「学級裁判」ですが、発言者の矛盾を付いて論破していく感覚は爽快で楽しいです。

ただ、学級裁判にはいくつかのミニゲーム的なものがあって、それらがあまり楽しくないんですよね。ドライブゲーム(これはセガのアウトランのパロディですね)や、リズムが掴みにくい音ゲーなどが有るんですが、出来がイマイチで楽しいと思いませんでした。

製作者的には遊びのバリエーションを増やして飽きさせないつもりで導入したのでしょうが、出来が良くないと面倒くさいだけなんですよね(難易度は変更出来るのでクリアには支障ないので安心してください)。

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あとは事件とは関係無い要素が多いのも評価が分かれますね。

例えば、キャラクターの親密度。
これはペルソナ5とほぼ同じなんですが、自由時間があって好きなキャラクターと会話が出来るんですよね。会話を重ねて親密になるとイベントが発生したりご褒美アイテムがもらえるので、やり込み派には嬉しいかも知れません。

ただ、サクサクとストーリーを進めたいという人は煩わしく感じると思います。もちろん誰とも会話をしないという選択も出来るんですが、それを毎回スキップする手間もあるわけですからね。

お茶の間が凍り付くレベルの下ネタが満載なので注意

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私自身、結構海外のR18ゲーム(例えばGTA5など)を遊んで来ているのでゲーム中の下ネタにはある程度理解があるつもりでいましたが、本作ではそれを遥かに凌駕しています。

何と言うか、海外ゲーの下ネタは万人受けする感じですが、本作はオタク向けな下ネタです。「こんなセリフ、エロ漫画じゃないと言わないだろ」という内容ばかりなんですよね。

驚きなのは下ネタ製造機とも言えるキャラクター「入間美兎」の声優を務めているのは、AKB48の元メンバー石田晴香だから恐れ入ります。プレイする時は必ず一人でやることをオススメします(笑)

豪華すぎるクリア特典

本編もキャラクターとの親密を高めるなどのやり込み要素があるんですが、それだけではとどまらずクリア特典として更なるやり込み要素が追加されます。

代表的なものを挙げると…

  • 育成型すごろくゲーム
  • ダンジョン探索型RPG

というような本編とは全く異なるゲームが遊べるようになるんですよね。

具体的には「育成型すごろくゲーム」でキャラクターを育てて、そのキャラクターで「ダンジョン探索型RPG」を楽しむという流れです。

「育成型すごろくゲーム」では本作の登場キャラクターを始め、過去作のキャラクターを育てることも可能ですし、さらにキャラクターへの愛着を高めるイベントシーンなども楽しめます。とにかく膨大なボリュームなんですよね。

そして「ダンジョン探索型RPG」は敵を倒して素材を手に入れ、装備を強化しながら最深部を目指します。戦闘システムはドラクエ風なんですが、本作の開発メーカーであるスパイク・チュンソフトはドラクエ1~5を開発していたという実績もあるので面白さは折り紙付きです。

賛否両論の結末は作品としては良いが、キャラ愛が強い人には酷な仕打ち

Amazonのレビューでは賛否両論巻き起こっていますが、この気持ちは理解できます。

私を含め過去作をまだ遊んでいない人であれば「この結末もあり」なんですが、過去作をプレイしていて、なおかつ、キャラクター愛が深い人にとっては悲惨だと思います。

具体的な内容は話せませんが、キャラクターが好きでグッズなどを買い集めていた人にとっては、怒りすら込み上げる展開だったと思うんですよね(心中お察しします…)。

逆に、今作がシリーズ初プレイだった私にとっては良い意味で裏切られたと感じました。むしろこの終わりじゃないと絶望しかなかった思うので。

個人的に一番気になるのは、メンバーの一人であるロボット人間のキーボ君は「最初からロボットだったのか?」という事ですね(最後までプレイすれば皆さん同じ疑問を持つと思います)。

続編は発売するのか?予想します

現時点では続編を出すつもりはないと推測出来ます。ざっと挙げるだけでもこれだけ理由があります。

  • 第6章のタイトルが「さよならダンガンロンパ」
  • 登場キャラクターの一人の名前が「最原終一」。つまり「最終」。
  • コロシアイの舞台が「才囚(さいしゅう=最終)学園」

こういった名前を付けるという事は、今作でシリーズを完結させるつもりだからでしょう。

しかし、反響次第では続編が出る可能性もあるかも知れません。

「この結末では続編は出せないでしょ」と言う人もいますが、パラレルワールドや、ダンガンロンパを模倣した組織の登場など展開方法はいくらでもありますからね。

ニューダンガンロンパV3の得点

84 / 100
グラフィックス ☆☆☆★★
かなりアクの強い絵だが世界観には合ってると思う。他はVITAとのマルチである為が優れた点は無し。
サウンド ☆☆☆☆★
オープニングBGMはカッコいい。コロシアイ促進BGMの緊張感やばい。声優の演技は中々良かったと思う。
熱中度 ☆☆☆☆☆
ぶっ通しでプレイしてしまうぐらい先の展開が気になる。
ボリューム ☆☆☆☆☆
本編だけでも30時間は遊べるし、クリア特典でその倍は遊べる中々の充実度。
遊びやすさ ☆☆☆☆★
ファストトラベルが微妙に不親切だったり、ミニゲームがシビアだったりするが許容範囲。

ニューダンガンロンパV3はオススメか?

おそらくこのレビュー記事を読んでいる人はシリーズ未プレイの人が多いと思いますので自信を持ってオススメ出来ます。予想以上に面白かったです。

若干面倒くさいと感じるところはありましたが、ストーリー展開がとにかく良かったです。本編だけでも30時間は遊べますし、膨大なクリア特典を含めれば70時間ぐらいは遊べるボリュームですからね。大満足です。

過去作をプレイしていてキャラクター愛が深い人は自己責任で購入してくださいという感じですが、それ以外の人はホント良い作品なので是非プレイしてみてくださいね。

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